純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代-機能主義デザイン再考の展示を観る。長年に渡りブラウン社で製品のデザイン・監修をして来たディーター・ラムスの回顧展なのだが、私のドイツ関係虎の巻"Tatsachen über Deutschland"にも載っている、ラジオ・レコードプレーヤー複合機のSK 4(愛称「白雪姫の棺(Schneewittchensarg)」)は、やはりシュッとしていて美しい。また1959年のTP 1ポータブルラジオ・レコードプレーヤーの、携帯性を考慮した(通常のアームで針を落とすタイプではなく)内側から針が出てくる機構に感銘を受ける。鉄の処女(Eiserne Jungfrau)を想起させられた……と言えば、気を悪くするだろうが。