Apr 19, 2008

公園

こちらは公園の赤い二人。

Apr 18, 2008

植物園

植物園でチューリップを眺める。真ん中に凛と咲く大輪と、横合いで遠慮がちに咲く小花という組合せは、些かわざとらしいものの興味深い。このシチュエーションで小花にはなりたくないな~、否、待てよ、なかなかどうして可憐な引立て役ってのも悪くないかも……、と、頼まれもしないのに一人煩悶する。球根の時点で既にどちらが大輪でどちらが小花になるか決まっているのか、それとも、地上に出てからの努力次第でなんとかなるのか、などと考えているうちに、連想は予定説を経由して、Muriel Sparkの"The Prime of Miss Jean Brodie"へと繋がる。再読したいけれど手元にない。

Apr 7, 2008

Amsterdam / John Cale

花見客で賑わう城の桜の木の下で、albertine(←当方のi-podの名前)がいみじくもJohn Caleの"Amsterdam"を選曲した。"She's back from Amsterdam"と冒頭でアムステルダムから帰って来た彼女が、"She says she fell in love / With men who knew the way to treat a lady"ということになっており、"But I love her still / And need her company still more"な私は、"And I do believe the journey did her well"と未練がましくも繰り返すという歌。ゆるいフォークギターのカッティングと相まって、気怠い哀しみに満ちた調子に涙がこぼれそうになる。そもそも彼女はなぜアムステルダムなんかに行ってしまったのだろうか?
次に芋蔓式に自分で選曲したStina Nordenstamの"When Debbie's Back From Texas"はより繊細な歌で、恐らくDebbieはテキサスから帰って来ない。既に"You'll try to figure out What life would be without her"という状態では、"She'll answer you Like lovers do"と繰り返される願望(?)も、否、それ以前に"When Debbie's Back From Texas"という前提からして、自分自身でも最早信じてはいないだろう。
ベルンハルト・シュリンク『朗読者』の一文「同じ流れに二度身を任せることができないと知っていたギリシャ人たちにとって、帰郷など信じられないことだった。」から端を発した「帰郷」のテーマが、面白い方向に転がり始めている、と勝手に喜ぶ。